友達には言えない

２時間目からの続き。

ここまでは、縛り縛られだけで何もなかった。
気持ちいいことも痛いことも恥ずかしいこともいやらしいことも何もなかった。

ベッドの上であぐらをかいたり膝立てて座ったりする合間、
先生は時折私の指先に触れた。
「うんまだ大丈夫」
腕の血行が悪くなっていないかチェックしてくれているのだ。
私みたいに縛られても平静を保っていられる人間であれば、たまに指を動かしてみたりするし、指先が重くなってきたら申告も出来ようが、縛られていくほどにどっぷり入り込んでしまう人に対しては縛る側が注意してあげなきゃいけないんだろうな。

「そろそろ解こうか。こっちにおいで」と言われ、
ベッドサイドに立つ先生のところまで膝立ちでのそのそ移動。
縄を解かれたら、第二回縛り方教室も終わりだなぁ～。

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そこで先生がキスをしてきた。

そして次に乳首に舌を這わせた。
縛られて乳に異変が起きているせいか先生の舐め方のせいか、なんだかもったりとした感覚。
乳首をいじられ、ぱんつの布越しに股のふくらみを撫でられ、微妙～に少しず～つエロモードに切り替ってゆく。
下着の上から愛撫されるなんて何年ぶりだろう(爆)
さっきまで普通に会話してて、「ふわ～い」なんつー覇気のない返事とかしてたものだから、いやらしい声を出すのが照れくさい。
だから我慢してたけど、少しずつため息やらヘンな声が漏れちゃうようになった。

先生がぱんつの中に手を入れようとして、自分で巻いた縄に阻まれる(笑)
菱縛り解除。ぱんつともここでさようなら。
場数を踏みまくっている先生はまったく焦らない。さっきと同じペースで、割れ目に指を這わせる。
動きがゆっくりでピチャリとも音がしないので、自分の濡れ程度がわからない。
でも、こすれる感じもまったくなかったから、それなりに潤ってたんでしょうな～。

指が挿入されて、ちょっと逃げ腰になる。
だってまだ高手小手を施されたままなんですものぅ。
どこかしらで解いてくれるはずなんだけど～それはいつ～？

でもそれはまだ先だったようで。

指先のチェックをし、「意外ともつね」と言われた。
ええ、冬場は爪先こそドン冷えですが、血管は太いほうなんです(＾∇＾)

と。
ベッドに突っ伏すよう言われる。
w(゜o゜)wワオ！！後ろ手に縛られたままですか～？

こんなこともあるんじゃないかと想定してはいた。
だって相手は女の人を縛って(;゜∀゜)=３ﾑｯﾊｰ!!!とする人だから。
でも私はノーマルだし、そういうことはしないかも知れないと思っていたけど･･･
やっぱりやられた♪（ﾉ´∀｀*）

いやん私ったら
縛られてお尻だけを突き出して
エロビとかエロマンガの登場人物のようよ～～～

手が使えなくて顔からベッドに突っ込むのは微妙だけど。筋力ないからドカッと行かざるをえないんだよ。
もしメイクしてたらシーツで顔拓取れそうだなぁ。

でも、おかげで先生の指技を堪能(￣ｍ￣)ﾑﾌ

ピストンよりもグルグル動かしてるほうが多かったと思う。
明らかにツボを探している。フェリーのおっさんで潮吹き初体験したのを知っているので、自分も吹かせようとしてるんだ。
シーツ濡れちゃうよ～いいんですか～
つーか、恥ずかしいからあまり吹きたくないんですけど･･･

Ｇスポット上とそれ以外では感じ方が変わる。
Ｇスポットを押されると、そこだけ水を含んだスポンジのように快感がジワ～ッと染み出てくるような。
やばいなぁ、やっぱり変わったよ私。また吹いちゃうような気がしてならない。
それに押される位置によっては膀胱を意識しちゃう。シャワーの時に出しておいたけど、それでも気になる。あの水もその水も気になる。ああ気になる。
気持ちいいけど「やばいやばいやばい」という警鐘が頭の中でガンガンと。

それでも。
とりあえず出さずに済んだ。

我慢がどうこういう話じゃないので、
単に先生が途中で休憩したっつーだけのことなんだが。