友達には言えない

少し前まで同じプロジェクトをＧさんも一緒にやっていた。
今後は、開発した部分を実稼動させるべくテスト環境から切り替えていくことになる。
その一発目が今日だった。
匂いフェチ上司が何か気になることがあったらしく、確認のためにある処理をちょっと走らせた。

するとバグが見つかった。

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単純な桁落ち。
とはいえ放置しておくと明日の朝にはユーザーの目に触れる。今日中に対応しなければならない。どこがいけないのか調べ、対応を考える。
１時間ちょっとで対応は終了した。

その部分を担当したのはＧさんだった。
そこらへんの処理は私のほうが詳しいのだけれど、私はもっとややこしい部分をやらされていたのだ。

桁落ちの対応をしながらＧさんに「コンパイル（←人間語を機械語に翻訳すること）の結果を良く見たら桁落ちしてるってわかったのに～」と言ったのは私。
深い意味をこめて言ったのではない。運良く事前に発覚したからこその軽口。

すべての対応を終え、遅い午後のコーヒーを入れに給湯室へ行ったら、匂いフェチ上司が後を追ってきた。
「ここだけの話だけど」

匂いフェチが言わんとしたことは、Ｇさんは最近凡ミスが多いので彼が担当した処理を切り替える時は気をつけろってこと。
気をつけろと言われても･･･桁落ちレベルまで確認するにはもっかいテストやらなきゃわかんねーだろ(-｡-;)
しかも相手は私よりも一回り近く年上で経験だって豊富。桁落ちまでチェックしなくちゃいけないと思うなんて失礼極まる。

でも、ミスはミス。
あまり知らない機能の開発といっても、桁落ちに業務知識は関係ないし･･･

ああなんだかＧさんのことがわからなくなってきた。
「Ｇさんの腹肉つかみた～い♪出来ることなら他のところもつかみた～い♪」と思っていたのに、どこからか冷たい隙間風が吹き込んできたようだ。

「最近ミス多いですけど、何か悩み事でもあるんですか？」とでも尋ねてみたい。
それで「kaokaoさんのことが気になって仕事が手につかないんだ」とか言われて～「私なんかでよければ･･･(*∨。∨*)」とか言って～
(;゜∀゜)=３ムッハー!!!

でーもー。
やっぱり仕事はキッチリ出来る人であってほしい。
ＯＮとＯＦＦはしっかり切り分けてほしい。
勤務時間中にブログのネタ考えるヤツに言われたかねーよって言われそうだが。

むしろ「気になって気になって仕方ないんだけど、仕事はサクサクやってしまう」とか「仕事も充実！kaokaoと付き合えたらもっと充実！」てなくらいポジティブであってほしい。

すっかりＧさんが私に惚れていることになってしまった(笑)