友達には言えない

セックスの余韻に浸る間も惜しんでホテルを出て軽く夜食を摂る。

風雨は相変わらず。
それでも人出は大層ある。さすが東京だべ～。
道端に複雑骨折したビニール傘の残骸が累々と。
そして私はまたしてもズボンの裾がじっとり(T.T)

目的地は、とあるハプバー。
前回のしょっぼいところとは大違い。今回はちゃんとしたお店。
前回は、待ち合わせ場所に近いことを最優先したので選択肢が少なかったのが敗因と思われる。

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なんだかすっごい広かった。
バーカウンターあり、シャワーあり。
コスプレ衣装のディスプレイおよびラックがあり。
ロックこそ出来ないけど他とは完全に仕切られていて
「二人きりになりたいの邪魔しないで」とか「良かったら仲間に入って♪」とか入り口の札？で意思表示出来るようになっている。

二人掛けのソファが並ぶ部屋が二つ続く。
手前は一応サロンということだけど、脇に置かれたケースにバイブとかゴムが入っている。 奥はいちゃつくスペース。先生曰く「ゴムが多く置いてあるだけ」で手前とほとんど変わらない。
その隣にはソファがなくてマットだけが敷いてあるレスリング（？）部屋。

そしてそして！
真っ赤な照明が毒々しいＳＭ部屋。
本格的にプレイする人もいるだろうし、ショーもやるって言ってたかな。
だから設備は本格的だった。

一応梁ってことか？１ｍ半くらいの木材が固定されており、 ４つだったかなぁ、縄が吊り革状にぶら下がっていた。
もちろんすっげえグルグル巻き。梁にもグルグル、下に垂れる部分もグルグル。
吊り革の持ち手に当たるところには金具。
先生が「カラビナだよ」と教えてくれた。

カラビナというと、岩壁を登る時に使用する道具。
工具どころか登山具まで使うのか緊縛ってやつぁー┐(´-｀)┌ マイッタネ

壁には大きな鏡。その横にはショートとロングのバラ鞭。長～いチェーンのついた首輪もぶら下がっている。
カゴが二つ置かれており、一つには麻縄がてんこ盛り。
もう一つにはマジックテープで留めるタイプの拘束具に首輪にアイマスクにチェーンにカラビナに大小のアナルパール。

うーん（￣へ￣; ）
拘束具とか金具なら備え付けのものでもいいだろうけど、
アナルパールはどうなんだろうな～
もちろん洗浄はされてるだろうけど、誰の尻に入ったか知れないパールを入れたいと思うかな～どうせ自分も尻に入れるから平気なのかな～
つーか、それを素手で触っている私が一番危険か！(゜ロ゜)

これで全部屋かな。
ドア付きの部屋以外は四辺のうち一辺はまったくオープンになっていて、一応仕切ってあってもレースのカーテンとか壁でも窓があった。
要するに、すっごく広いスペースをいくつかにざっくりと区切ってあるだけ。
あまりに広々していてエロいことを始めるにはちょいオープン過ぎるんじゃないかと思った。
お店の人も「もうちょっと区切りたい」つってた。

こんなにもじっくり見ることが出来たのはガラ空きだったから。
いや～ちゃんとしたハプバー行くって言うからさ～他人の行為見れまくり！と思ってたんだけどさ～時間が早いのと多分天候のせいであろう。

･･･ﾁｯ（￣△￣メ）

まいっか。そのうち見る機会があるさ。
第一今日は他に見応えのあるものが見られるんだもんね～(≧∇≦)


約束より数十分遅れて、
今回のメインイベントの相手がやってきた。