友達には言えない

前回フェリーのおっさんとした時、耳の穴をやたら舐められた。
耳たぶを舐めるとか甘噛みするとかじゃなく、穴の中までベロベロ舐められた。

で、意外と良かったのだコレが。
表面上にはなんの変化もなかっただろうけど、気分的に燃えた。

ぴちゃっ、べちゃっ、という湿った音しか聞こえない。
頭の中にまで舌を差し込まれているような気分。
あるいは自分のすべてが性器になったような、自分の全身がいやらしいことをしているような。

下からの突き上げに連動して発しているはずの自分の声すらよく聞こえない。
聞こえないから「あ、今ヘンな声出ちゃった」とか「何か気の利いたこと言ったほうがいいかな」とか考えなくなる。
モノが考えられないから、目を開けていてもちゃんと見えてる気がしない。
ちゃんと見えていないと、自分がどういう状況にいるのか・どうすべきなのかうまく考えられない。

今まで何度も書いたけど、私の場合、どんなに気持ち良くても頭のどこかに冷静な自分が残っている。
目が見えると、自分がマヌケな体勢していることを思い出してしまう。
耳が聞こえると、自分の声を気にしたり効果的に使おうと考えてしまう。

聴覚をコントロールすることは、そんな雑念を払拭する鍵なのかも知れないと思った。

目をつぶることは簡単だけど聴覚をコントロールするのは難しいけどね～。
イヤホンで何かを聞かせればいいってもんじゃない。やらしい音ならいいってもんでもない。エロビの音声が聞こえると気持ちが萎える人だっているのだよ。

自分の置かれた状況にぴったり沿った音が良い訳で。
つまるところ自分達の出している音がベストなんだろな。てかそれほかないだろな。