友達には言えない

全身舐めしてもらった後は、お返しなのだ。

初回デートでちょびっとしてあげたフェラを気に入ってくれたようで、「僕のも舐めてくれる～？」と予めメールでオファーがあったせいもある。
お風呂前から全開バリバリに気持ち良くしてくれたせいもある。
私だって鬼じゃないんだから。

世の中には十倍返しという言葉もあるが、それは主に報復の時に遣われる単語であり、私の目的はしてもらったことへの謝意を表すことなので、まあ要するに半返し。
やってもらっておいて悪いけど、私には全身舐めなんて出来ません(笑)

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それでも結構な時間やったよー。
横から咥える体勢のみだったけど、それなりに変化をつけて。
手で扱きながらとか。
ふぐりーとか蟻の門渡りをサワサワしながらとか。
筋んとこをチロチロとか。
ピチャピチャとかチュバチュバとか音を立てながらとか。

スピードをあげたら「そのままやったら出ちゃうよ」とペースダウンをお願いされた。
うそつけ～こんなんでイクわけあるか～い
でも、緩めてあげる私。やっさしい♪


私がフェラしている間、フェリーのおっさんはオモチャの組み立て（？）をしていた。
電気マッサージ器という話になっていたのが、
なぜだかローターとバイブに替わっていた。

えっそれを使うの？
「だって電マのがバイブの１００倍すごいよ？そっちのが良かった？」
いや、つーか、私的には使わないつもりだったんだけど･･･
「使ったことないんだっけ？」
Ｘ氏が持ってきてちょろっと使われたことあるけれど、良し悪しを判断出来るほどではなかったかな？
「じゃあ試しにやってみようよ、ねっ」

説得するよりもとっととやっちゃえーな感じでおっさんは私を仰向けに転がす。
えーとえーと、どうしようこんなはずじゃなかったのに。
興味がないと言ったら嘘になるけど、まだ心の準備っつーもんが出来てないんだよ～～～
最近想定外のことが多くてあせる。
百戦錬磨の猛者の前では私なんて処女と同じなんだわ～(*∨。∨*)

「行くよ～」
ゴムをかぶせて挿入したバイブが振動を始めた。
その時は、なんつーこともなく乗り越えられると思っていた。

当然続く～