友達には言えない

寄港する先々で歓楽街を攻めてきたのだろうか、フェリーのおっさんは、やたらと女の扱いに慣れていた。

ちなみに年齢を聞いたら４０前だったよ(爆)
まあおっさん呼ばわりされてもそれほどおかしくはない年齢だ。
実のところ私がおっさんをおっさん呼ばわりすることがおかしいんだよな。自分だって相手によってはおばさん呼ばわりされる年齢だもの･･･心は永遠のハタチなのに･･･

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女慣れしている＝口がうまい。
褒められると弱いところを突いてくる。
「細いね～」「キレイだね～」「エロい身体してるね～」

体勢を変える時とか、口頭でのリードも手慣れたものだった。
不安・緊張を排除するという意味ではかなり有効だったな。

更に、１７１ｃｍ５ｘｋｇの私を「軽い」と言った。
軽い･･･なんてステキな響き･･･（￣▽￣＊）
放置した結果振られた前カノが太っていた影響もあるだろうけど、軽いなんて言われたことないから新鮮この上なし～

更に更に「××××が小さい」と。
小さい･･･なんて素晴らしい響き･･･（￣▽￣＊）
Ｘ氏がフィリピーナは浅いと言っていたけど、おっさんにとって私はそのレベルなわけか。

自分のが小さいとか浅いとかいう自覚はないから、「胡散くせー」とちょっと思った。
女って、ビアンでもない限り他の女性のがどうなっているのか自分のが平均なのか規格外なのか、知る術がないんだもんね。なんとでも言える。
大抵の女性は『自分の身体は中の下』くらいの意識でいるんじゃないかな。
そんなところに「細い」とか「小さい」とか言われても鵜呑みには出来んわい。状況が状況だし、アレの広狭は相対的な問題だし。
褒め言葉は話半分で聞くのが妥当なようだ。


所詮はおだてられてるだけなんだけど、それでもやっぱり褒められるとうれしい。
無反応よりは、「なんだこの腹肉」と指摘されるよりは、
「ここがいいね」と言ってもらえるほうが良いに決まっている。
これは性別関係ないはず。

でもやっぱり
腹を触られるのは嫌(-_-メ)