友達には言えない

セックスレス・セラとご対面。車を移動してその後。
また会えるかという話になり、平日は無理～とか適当に会話しつつ、「Ｘ氏側の事情で会えない週末の穴埋めにはなるかな～でもすぐに会ってやりたいとは思わないな～話するだけでもいいな～」とか考えてた。

するとおもむろに「また会ってくれる証として」みたいなことを言ってキスしてきた。

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上唇のヒゲがチクチクする。ほっぺたがほんの少し脂っぽい。
それはまあいい。時間も時間だし、まあ許す。
しかし･･･
ヂューヂュー吸い過ぎなんだよコラァ

ほんの時折、その舌の動きによって背筋がゾワゾワっとして身を強張らせてしまうこともあったけど、離れ際の吸引にはほとほと参った。
唇を離すのが名残惜しいのか知らないけど、いつまでも吸いついてんだよ。しかも私の上唇に集中して。キスマークつけようとして一点集中で吸うのと同じ感じ。「このままでは上唇が内出血してしまう～」とマジで思った。
「いたたた」と「うっこれやばい」が交互に来てた。

何回もやるので「強く吸うから痛いよ」と言うと
彼は「ごめん、慣れてないから(^o^;」と言った。
その後は、逆に「ヤル気あんのかコラァ」と思わせる、ただ唇をつけるだけのキス。
なんだその極端さは(-_-;)

内出血とまではいかなくとも吸われている感覚が残っている唇をさすりながら帰宅。

どうやら、本当にこういうことに慣れていないらしい。
なにぶんセックスレスなのでそれなりに抜いてると思うんだけど、その場合キスの技術は磨けないのかしら。
プロに抜いていただく時はキスってしないの？
それとももしかしてプロのお世話にもなっていない？

そのへんは追々探っていくこととして、
このまま行くとこまで行ってもいいのだろうかと悩んでいる。

領域侵犯はあまり心配していない。
平気で奥さんの話をするくらいなので、セックスレスではあっても冷え切ってはいないらしい。だから私の領域を揺るがすような思考・振る舞いはしないと思う。

問題は、彼の、他人にもいろんなことを要求する考え方。
実際に会って話した印象から、彼の頭の中にはいろんな考えが既にまとまっているような気がした。そして私のことをそこにスッポリ納めるつもりでいるような気がしてきた。
なんとなくプレッシャー。なんとなく重苦しい。
そして「思うとおりになんかなってやらない」と思う。
キスがあれじゃあセックスが思いやられるってのもある。ハイリスクなんだからハイリターンでお願いしますよっつー話。

ああでも逆にこっちが精神的に調教するってのもありかなぁ。
でも営業マンとしてそこそこの実績を収めているそうなので、そんな人を面倒くさがりの私が組み伏せられるかが疑問だ。