友達には言えない

正パートナーは、誕生日等のイベントに対して未だに何かしらロマンティックな考えを持っているようだ。
それはまあいい。
何を大切に思うかということは個人の自由だ。

･･･しかし、それに付き合わされる身にもなって下さいよ(￣◇￣;)

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朝起きてまず「誕生日だね、おめでとう」と声を掛けた。
病み上がりながらも一応ケーキを買いに出た。
特にホールケーキを望まなかったので、彼が好きそうなカットケーキを数切れチョイス。自分用にはガナッシュクリームが美味そうなチョコレートケーキ１切れ。
私の中ではこれでもう万事オッケ！責務は果たした！と言いたいところ。

私が夜食もお風呂も済ませた頃、正パートナーは帰宅してきた。もうだいぶ遅い時間。
この時間になったら私は基本的に何も食べない。しかも今は病み上がりなので食欲もそんなにない。

「一緒にケーキを食べて祝ってくれる相手もいない･･･」
ＰＣいじってる背後からそんな呟きが聞こえてきた。
･･･。(-_-)
「誕生日おめでとう♪(^・^)チュッ」とでもして欲しかったのだろうか。
つーかアレだよ、日頃の行いってやつだよ。日頃からもっと私のことをいたわって思いやって生きていれば、私だってもうちょっと可愛げのある振る舞いをしたかも知れないのに。
一つ年を重ねる誕生日は、過去の１年の評価を下される日だと思いたまえ。

例年なら、まず確実にセックスにまで至ったはず。
もちろん今年も彼はヤル気満々。背後から乳を揉む揉む。
しかし私がヤル気ナッスィン。ぶり返したくない。ヤル気もまだ復活してない。
病み上がりであることを理由に免除していただいた。

懲りずに昨日も挑まれた。
彼にしては珍しく率先して気持ちよくしてくれたので、私もしてもいいかな～な気分になった。
が、邪魔が入った。

今日あたりやっておかねばならないようだ。
Ｘ氏と濃いーのやった余韻を消したくないんだけどねー。
まあ最近はそこらへんの分離が上手になった気がする。あるいは正パートナーとの行為の余韻が残らなくなったというべきか。
ああ我ながら冷たい女。