友達には言えない

１年半ぶりだから緊張する　と彼は言っていた。
なんとなく遠慮気味な雰囲気ではあった。
けど、映画観たせいで時間はそれほどないし、緊張ほぐすとかそんな回りくどいことやってらんねーぜ。私は私のやりたいことをやるまでよ。

やっぱり「どうやって覚えたの？」「どうして覚えようと思ったの？」とか聞かれた。
「ただ覚えたかったから」としか言えないよ、それが本当のことだから。
「そのうちそっちの趣味になったりして」
「いや、それはないと思うよ」
「わかんないよ～？」

---

シャワーしてバスローブ姿になった彼を縛らせてもらった。
ロープを手に「やっと練習できる～」と思っていると「すごいうれしそうだね」と言われた。

２回ほど高手小手やらせてもらった。
最初、後ろで反対の腕の肘を触る感じにしてほしかったんだけど、腕が短くて太い上に、身体固い！関節に縄掛けちゃダメって言われてたのに、どうしても両手首が合わさっちゃうんだよね。もちっと奥にいけない？と言っても無理。
苦し紛れに、輪っかをビローンと開き気味にして、力が分散するようにした。それでいいのかはわかんない。

幸い先生にもらったロープは１０ｍ。上がらない腕でもちゃんと最後まで縛ることが出来たし、解けないようにロープの最後を軽くグルグル巻いてもまだ余った。
それをプラプラさせながら「お散歩の時間ですよ～♪」と言ってみた。
「やっぱりkaokaoはソッチ方面行くよ」と言われた。
うん、そうかもね。
縄の似合う女になりたいとは思うよ私も。

ロープのね、最後の始末がなんかキレイに出来ない。やっぱ私はまだまだですわ～

軽くおさらいしたので解放した。
あまりにあっけないと思うんだけど、
縛ってから胸を揉んだり（彼のな）してちょっと遊んだんだけど、
彼の本領は手と舌が自由じゃないと味わえないのですよ･･･（￣ー￣）