「××館?そこ曲がればすぐだけど」
「ちょっと行ってみようよ」
お世辞にも観光地などと言えない地域にも、史跡とか何々記念館といったものが存在する。X氏はそこへ行こうと言い出したのだ。
その日私がセックス出来ないことは伝えてあった。待ち合わせた直後も、子宮の収縮感が強かったので「おなか痛い」と言ったり「今日ピーク。ドバドバMAX」とか言ったりしてた。
だから、X氏があちこち寄り道しようと言うのは、私のことを気遣ってのことなんだなと思った。セックスは出来ないけど一緒に散歩みたいなことをしてコミュニケーションをとろうとしてるんだなと思った。
X氏はサカサカ進む。別にすっごく興味があって来たわけでもなかろうに、なんでかサクサクと歩を進める。
旧なんとか家とかいう古い家屋とか見た。意外にも見学者がいた。おっさんとかおばさんと呼ぶに相応しい年代の方々が数人。
彼はなぜか用がないのにキャンプ場に行きたがっていた。でも場所がわからずウロウロした。
次に彼は、大雑把に石段が作られていることでかろうじて“この先に、たいしたものじゃないけど何かしらあるんだな”と推測できるくらいの、土手を登る道を進み始めた。
なんで上に上る?!こっちゃーただでさえ運動不足でしかも現在大量出血中なのよ。なのにどうしてそんなに一生懸命登るの。なぜそんなにせかせか歩くの。
てっぺんに着いた。
石碑があった。半獣道はこのためにあったようだ。
ぐるりを樹に囲まれている。石碑のあるこの部分だけ樹を伐採して広場のようにしてある。でもはっきり言って山の中。
石碑の前まで歩いて息を整える。
すると、またしてもX氏の手が伸びてきた。
またしても濃厚キス。息があがって酸素が足りない頭が更にしびれる。
ああそして、またしても手が胸に伸びてくる。
しかも、あろうことか彼は私の手を自分の股間へ導く。
ちょっと触ったけれど、すぐに引っ込めた。
だってここ一応公共施設なんだもんよ。外でエッチなことするのって、もう10年近くやってないよ!真っ昼間なんて初めてだよ!彼は一体何をしようとしているの~(@_@)
また手がシャツの中に入ってくる。
中で揉むだけでは飽きたらず、ホックにまで手が伸びる。
止めようと思っても、またしても怪力を発揮しやがる。片手でギュッと抱き寄せられ、ねっとりとしたキスで誤魔化される。そして片手はホックと格闘。
ついにホックが負けた。
シャツとブラがまとめて上に押し上げられる。
ボディラインにフィットする素材のシャツは、捲り上げられるとそのまま。
要は乳丸出し( ̄□ ̄;)
腰を抱くようにして、X氏が胸に吸い付いてくる。
下を向くとX氏の顔と自分の乳房が見える。そこに木漏れ日が当たっている。
「胸のこんなところに直射日光が当たるのって初めてかも」
・・・んなこと言ってる場合じゃねーーーっっっものすっごく恥ずかしい!誰かに見られてる訳じゃないから恥ずかしいってのはおかしいかも知れないけど恥ずかしい。こんな所、誰かが来るとは思えないけど絶対来ないとは言い切れない。誰か来るかも知れないとヒヤヒヤする。
でもでも、感じちゃう。
「あぁ・・・んっ」
意外と声を出してしまった気がする。
X氏はやっと乳首から口を放し、今度は手で胸を揉みながら耳の穴に舌を挿しこんでくる。
ビクンビクンと膝まで反応してしまい、X氏がガッチリとウエストを抱きしめてくれていなかったら、その場にへたり込んだかも知れない。
そこまで高まったことに気がついたのだろうか、
X氏は耳元で
「しゃぶって」
と言った。
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