X氏に愚痴を聞いてもらったのは、とある岬にある公園の展望台。
その日の海は靄がすごかった。歩いていると数メートル先で漂う靄が見て取れた。周囲を眺めても、もちろんどこからが空でどこからが海でなんて全っ然わからない。
そんな状態なので公園自体も来客が少なく、展望台にあがる人も少数かつ短時間しか滞在しない状態。
だからX氏はそこで話を聞こうと思ったのかも知れない。
どこを向いても真っ白だし、気分的に下向きだったので、真下の芝生を眺めながら話をした。20分くらいは話していたかなぁ。
ひとしきり話したらいくらか心が軽くなった。
そんな空気を察してか、X氏が「てっぺんまで行こう」と言い出した。
X氏の後について階段を上がる。小さなドーナツ型の屋上をぐるりと回る。
すると彼が止まってこちらへ向き直った。
腕が伸びてきて引き寄せられる。
そのままキス。
私を元気付けるためのキスなのかな~と思って軽く受けた。
が、軽いキスじゃなかった。熱烈なキスだった。
唇ははがれない。舌は私の口中を探り続ける。
反射というものは恐ろしいもので、最初は「えっこんなところで?やばいよやばいよ~」と思って身を固くしても、とろけるようなキスを続けられると徐々に力が抜けてしまうのだ。
そうすると今度は腕がシャツの中に入ってきて「いやちょっとさすがにそれは」と思って手で退けようと思うんだけど、場所が問題なだけで行為自体は嫌いじゃないからなかなか本気で抵抗出来ない。
しかも彼はこんな時は半端なくマジに力を入れるから勝てるわけがない。ブラの中に手が入った。
ナマ乳揉まれました~
ナマ乳首を弄られました~
しかもついうっかりキスしながら呻いてしまいました~
(/。\)イヤン!ハズカシイ
おっさんの声が下の割と近いところから聞こえて、ハッとして離れた。
離れてから、今更ながら誰かに見られたかもと思って周囲を見回した。駐車場の反対側の端にいたせいか、ほとんど人はいなかったけれど、一人だけ地上にある案内図を見ている男性が見えた。
こっちから見えるってことはあっちからも見えるってことじゃないか!( ̄□ ̄;)!!
天気が天気だし、割と年食ってそうな外見だったから、もし視界に入っても私たちが何をしていたのかまではわからないはず。と自分に言い聞かせる。
X氏はしれっとしている。
「なんて豪胆な人だ」と感心すると共に「いい年ぶっこいてよ~・・・」とも思った。
今回は私が運転。
ご飯を食べた後、とりあえず元来た方向へ向かって車を走らせる。
途中、X氏がおもむろに「××館ってどこにあるの?」と言い出した。
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