友達には言えない

月１の来客が帰った後、最初にするのはＸ氏だろうな～と思っていたら、
正パートナーとやることになってしまった。てか、やった。

ちょっとしたスキンシップのつもりでチョロチョロいじった。くすぐったいんだか「はぅっ、はぅっ」などと言いながら堪える彼。
私の気が済んだので離れたら「責任取れよ～」と言われた。
え～こんな時間に～？放っておきゃ収まんだろ～？

正パートナーの思考はALL OR NOTHINGだなぁとつくづく思った。
やりたくなかったら一切触れるな。
一旦触ったら射精するまでやれ。
･･･こういうこった。

セックスには至らないちょっとしたスキンシップを図ろうと思うのは珍しいのか？お互い軽ーく触りあって終わりっていうのもありじゃない？だってコミュニケーションだもん。
はぁ。(´△｀;)･･･こんなこと言っても通じなさそーだなヤツには。

世の中にはな～、先端のヌルヌルでぱんつが濡れるくらい挿入オッケイ！な状態になっても我慢せざるを得ない男だっている（はずな）んだよ（たぶん）。
それなのにキミはパッと見ピクリとも反応してなさそうなのに責任を取れとおっしゃる。
なんと考えの甘いことよ。

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･･･ま、すぐに欲求を満たしてあげちゃう私がいるせいなんだけど～。

彼もそういうことを無意識のうちに考えてるっぽい。
だってさ、先代彼女はすっげえ尽くすタイプだったのよ。一緒に競馬やるようになって馬券買うためのマークシートを常に持ち歩いてたくらいだもん。（←本当は持ち出しダメっぽい）先々代については伝聞情報なので詳しくは知らないけれど、看護婦だか准看護婦だったらしいのよ。そこらへんで満足してれば良かったのね(爆)私の辞書には「尽くす」という単語は載っておりませんから。

私の場合は「母の気分」かも知れない。あるいは保母さんとか。ああもうしょうがないなぁと怒りながらもやってあげる　みたいな。元からこんなだったワケじゃなく、いろいろあって達観したというか妥協したというか期待するのを諦めたというか。
まあどうでもいいんだけど。

話を戻す。
まだ血出てんのに～と言ったら「どれくらい出てるの？」と聞かれた。
ぱんつを脱いで見せたら（見せるな）「あ、そんなもんなの。全然平気」
欲に駆られた男にはこれくらいの血は屁でもねーんだな。

そんなワケで、男らしく（？）責任を取ったさー。

でも、まだ貧血気味なのかまたビールを飲んだせいかもうおねむの時間だったせいか、どうにも意欲が湧かない。テレテレと口でもてあそんだ。（全然男らしくない）
それなのに、こちらのやる気のなさに関わらず徐々に大きくなってくる。なんつーか、親がいなくとも子は育つって感じ。

なんとなく、口で出してもいいや～という気分になる。
でも今日はちょっと飲める気がしないなぁと思いながら、本格的に出させる方向でしごき始めた。
ら、止められた。
なんで止めるの。出したくないの？
「入れないの？」
別に入れたいと思わないし～

すると彼は頭を起こし、まっすぐ私の目を見て
「俺が入れたいの」
と言った。

∑(ﾟДﾟ　)！
この一言に胸を射抜かれた。
普段は甘えた声で「入れたぁい」とか、要求されて「入れたいの？」とか「入れてもいいよ」とか、そんな感じなのよね。
そんな彼も、入れたい旨をハッキリ伝えなければなし崩しに口内発射～という事態に直面すれば男らしい直球ストレートが投げられるってことだ。
そして私は直球ストレートに弱い。

もしかしたら彼は「俺が入れてーんだからとっとと乗れやー」と言いたかったのかも知れないけど。
まぁ今回は許す。