友達には言えない

袋の彼からメールが来た。
もうメールが来ることはないと思っていたのに。
なんだろう、セックスの対象としてでなく普通のメール相手として認識を改めたってことなのかな？普通に接することが出来るようになったってことなのかな？
返信してみた。

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曰く、
毎日が平凡になってつまらないと。
もう出来ないかも知れないと思うほど長く会えない日が続いても、
以前は希望があったと。

そこらへんは言いたいことはわかった。
今だから言えるって気分になって、
「待たせてると思うとプレッシャーになるから」と答えた。
ら、じゃあこれからも待ってても無駄かな？と来た。

あれ？
私の中ではもうそれは伝えてあったと思ってたんですが(・・?
「どうしても待ちたいと言うのなら私にわからないようにして。」

そうしたらなんにゃらかんにゃらメールが続き、
そうだ！待たなきゃいいんだ！
これ以上プレッシャーかけたら迷惑だもんね。
今後はメールしないように努力します。
こんな流れになった。

おかしい。私はちゃんと伝えたと思ってたんだけど、まだ待つことがどうこう言っている。
彼の中ではまだ終わっていなかったのだ。

もう少しやり取りを続けた後、
ダメだと思ってたんだけどね。と袋の彼。
気が向いたら連絡してね♪というメールで、終了。

私は早い時期から「もういいや」と思っていたけれど、
袋の彼にしてみれば、ある日突然「もう会う気ない」と言われたわけだもんな。
状況を飲み込んで、受け入れるための時間が必要だったってことか。

私の知り合いにも、似たようなことあった。
学生時代に彼女が出来て、だけど社会人になったら新しく好きな子が出来た。
そっちと交際を始めて、元カノに別れを切り出したら「私が納得できるまで待って」と言われた。
自殺未遂までされたので、知り合いは刺激しないように、ひたすら待つしかなかった。
電話等のやり取りがどれほどあったのかは私は知らない。
だけど、男のほうにはやり直す気持ちがないわけだから、こまめに連絡をとっていたとは思えない。

元カノは、恋人の存在を感じないままの生活を続ける。
何ヶ月も。何年も。

何が彼女が前を向くのを引き止めていたんだろう。
それとも前を向かせるものがなかったから、同じところにとどまっていたんだろうか。
失うことに耐えられず自殺しようと思うほど、彼女にとって彼は大事な、彼女のすべてに匹敵する存在だったのだろうか。

最終的に、彼女は男に「ふっ切れた」と連絡してきたらしい。
その頃には、男は新しい彼女と交際を始めていた。
↑こんな男のために死ななくてよかったね！


つーかね、
いい人にゴメンナサイするという心苦しいことを２回やらされたのがキツイ。
蒸し返されたというか、胸のモヤモヤがちょっと復活しちゃったよ。