友達には言えない

職場後輩♂。年は２０代終盤かな。
レンタルショップであやしいおじさんに会ったことがあるらしい。
レンタル屋さんだからたぶん地元でだと思うんだけど。私は伝聞で聞いたのでそこらへん曖昧。

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何を借りようか考えながら店内をブラブラしていたら、見知らぬ男性が話しかけてきたという。
後輩君は不審に思うことなく、返事をしてあげた。

一般的に考えると、そんな状況で会話するとしたらせいぜい二言三言でしょ？
だけどおじさんは次々と話を振ってくる。
適当にあしらっていた後輩君も、段々「へんだな」と思い始めた。
その段階ではおじさんは何も問題行動していないし、目的もわからない。
だけど、いきなり話しかけてきて、いつまでも話し続けるのはちょっとおかしい。

あからさまに逃げる理由はないけれど、なんとかおじさんから離れようとジワジワと移動した後輩君。
しかし逆に隅っこに追い詰められる形になってしまった。

そこで知らないおじさんは行動に出た。
「兄ちゃん、いいケツしてんな」
と後輩君のお尻を撫でた。
おじさんの思惑がハッキリわかったし逃げる理由も出来た後輩君はそこでやっと逃げた。

マジな話だかんね。本人がけっこう公な場所で発表したから。私はたまたま休んでて他の人から後で聞いたの。
あまりのインパクトに、「兄ちゃんいいケツしてんな」が私の脳内辞書に登録されてしまったわ。

後輩君と私では担当が違うので、ほとんど話したことない。いつも見かけるだけ。
もちろん、見かける度に「これが、思わず手が出るいいケツなのか･･･」と思いながら見てるよ。

でも、私にはごく普通のお尻に見えるー。
触ったら引き締まってるかも知れないけどさ。ただでさえ男の尻は締まってるし。
あるいはきっかけは別のところ？
まず他の部位で惹かれて、でも最終的な目的はお尻だから「いいケツ」と？
女が、顔の良さで好きになった男のを入れたいと思うのと一緒かな？
でもその場合「あなたのアレ素敵♪」とは迫らないよね～。
(~ヘ~)ウーン

やっぱりおじさんは後輩君のお尻に惹かれたのかな。
きっとズボン越しに見ただけで量感・質感が手に取るようにわかる眼力の持ち主なのだ。そうに違いない。
私なんかが敵う相手じゃないのだわ！