友達には言えない

ＴＶタックルで田嶋陽子氏が吼えるのを、昔よく観ていた。
「バカな男」発言や討論する気のない言動など、なんつーか、もうちょっと上手くやればいいのにと思うこともあったけど、共感・納得する部分も結構あった。

私は、結婚しても配偶者のことを「旦那」とか「主人」とは呼びたくない。
だって私は召使でも奴隷でもないから。

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配偶者のことを「うちの主人」と言うのは、男性に隷属することを暗に了承している気がする。

もちろん、一概にはいえないと思う。
深く考えずにそういう呼称を使っている人もいるだろうし、
食わせてもらっている立場だから敬う気持ちを込めて使っている人もいるだろうから。
呼称では持ち上げているけれど内心は正反対だったりする人もいるかも知れない。
てか、「旦那」って呼び捨て（？）にするのと「旦那さま」と呼ぶのはやっぱり違うのかな？「うちのバカ旦那」は明らかに蔑称ですな。

公の場で自分の配偶者のことを言う場合って、
「夫」ではちょっと場違いな感じしない？
「主人」というのがしっくり来ちゃう気しない？
もうちょっと平等感が出てフォーマルに使える呼称ってないのかなぁ。

もうひとつ、
「“なぶる”って漢字は“嬲”って書くんだ。男二人で女をなぶってるんだ」というのもあった。なるほどね～と思った。
実は逆パターンもある。

でもね、ＩＭＥでは男二人のほうは変換候補に出るのに、女二人のほうは出ないのよ。なんでじゃーい。おかしかろーう。ＩＭＥだから？ＡＴＯＫはどうなんだ？

ちなみに、リンチするという意味の“なぶる”は“弄る”だと思う。
男女の“なぶる”にはやはり特殊なニュアンスが漂う。

男二人の“なぶる”は、女は嫌がって苦しんでるイメージ。
女二人の“なぶる”は、男も悦んでそうなイメージ。

※私の勝手な想像であり、他意はありません。
“なぶる”を肯定しているワケでは決してありません。
そういうことを思わせる漢字はむしろ嫌いです。

そういう意識があったから、透徹さんのブログで（どのエントリーかは失念。申し訳ありません）で“嫐る”と変換してあるのを見た時は「おお、さすが！」と思った。
やっぱりねー、相手の心情を読み取ってコントロールするＳ資質を持つ人は神経の届く範囲が違いますよ。
突っ込んで射精することしか考えていないサルには出来ないことだわ。
あ、サルは“なぶる”という単語も知らねえか。