友達には言えない

ＩＵＤを装着すべき日取りが見えてきたよ。
装着が滞りなく済めば、私は黙って立っていても避妊率95%超の女になるわけだ。
それでも100%ではないから、やっぱり排卵日近くにするのは恐いかも。
膣外射精で乗り越えてきた私が言うのもなんだけど。

基礎体温法との併用でもよいのだが、毎朝5分間体温計をくわえるのは正直もう面倒くさい。電子体温計なら短時間で済むだろうけど、微妙な変化を知るためのものだから水銀式のほうが好みなのよね。

そんなワケで、もっと簡単に排卵日の判定が出来そうな排卵日チェッカーなるものを買ってみた。唾液を塗ってチェックするヤツ。

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取説に「本品は、妊娠可能時期を予想するためのものです。避妊目的で使用しないで下さい。」と書いてある。だよなー。「これを使って排卵日を避けたのに妊娠した！」なーんて文句言われたら堪ったもんじゃねぇわな。
まぁ私の場合は補助的な用途だからいいか～。

取説とは別に、妊娠を望む人向けの小冊子が入っていた。一応読む。どこぞのエライ先生らしき爺さん（勝手に爺さんと決めている･･･）の話。
詳しいことは忘れたけど、
妊娠を望むのならば、イク順番は男が先で女が後のほうがいいんだってさ。
女性がイクと何やら粘液が分泌されて、それで子宮口がふさがってしまい、精子くんが通りにくくなるそうだ。
また、女性がイク時の収縮運動によって精子くんの運搬力がアップ！とか。

話はわかるんだけど、その文章の書き方が鼻に付いた。
「精子は七日くらい生きている場合もあります。
いいですか？七日ですよ？」
こんなフレーズが、少なくとも２回は出てきた。
講演か何かから起こした文章なのか。
それならそれでちゃんと書き言葉に直して欲しかったぜ。普通の文章を読んでいるつもりだったのにいきなり「いいですか？」って振られてすっごい違和感を感じた。

試しに使ってみる。
レンズ部分をパコッと外して唾液をつける。
しばらく置いて乾かす。
レンズを本体に着けてライトを点けてピントを合わせる。
排卵日近くでなければだたの点状の結晶？が見えて、排卵日近くだとそれが繋がって線となりシダ状の模様を描くらしい。

が、あんまりよく見えなかった。
唾液を付ける量が少なかったのかなぁ。ポツンポツンとかなりまばらに丸いものが見えるだけ。サンプルの画像とはちょっと違う。
理科の時間にタマネギの皮とか口内の細胞を顕微鏡で見たのを思い出した。
唾液を付ける量はコツをつかむ必要がありそう。
排卵日頃のシダ状を見ないことには、収まりつかないな～。

毎日やるとなると面倒かも知れない。
基礎体温法のように朝起き抜けにチェックするとか、決まったタイミングでする習慣をつけないと忘れそうだ。
基礎体温法と変わらない気がしてきた。
基礎体温法は「ここらへんで排卵。のはず」という曖昧さがネックなんだけど、婦人体温計のほうがはるかに安価だし、好みで選べばいいような気がする。

それにしても。
男が先にイって後から女が、ってなかなか難しくないか？
男は出したらすっかり気が抜けちゃって、女をイかせるどころじゃないような気がするよ。
それとも私がそんなのばっか引いてて、世の男性の多くは出した後でもガンガン突きまくり～なのだろうか。
まぁいいや、私は自分の目の前の男に専念しよう。