友達には言えない

先生は的確にツボを押さえてきて、「ツボは変わってないね」と言った。

---

迷うことなくついっとツボへ到達するので、気がついたら大きな声が出ちゃってるって感じ。ちょっと脊髄反射っぽい。

「そこじゃねえんだよ、そうじゃねえんだよ」ともどかしい思いをするのもなんだけど、
ショートカット出来すぎちゃうのもちょっと味気ないような気がした。
我ながらなんと贅沢なことを考えておるのか(笑)

脳味噌から興奮出来ないのは、たぶん先生と生徒だからでしょう。
良い生徒にならねばと構えちゃってるから。
それに先生は達観しちゃっていて、私がジタバタするのは先生の手の上だから。
それがわかっているから私もなんとなく様子を見ながらになる。

「やってみたい」と「させてみたい」が一致して出来たコネクションだから、
Ｘ氏とみたいに燃えないのも道理だーね。


先生は私のツボを覚えていたけれど、
私が覚えていたことっつったら反応の良さだけだわ。

何度か舐めているのに先生のがどんなだったかも覚えてなくて、
今回はきっちり見ようと思っていた。
舐めてる合い間に眺めた。

なんていうか、素直な感じ(爆)
素直なんて表現すると、何も悪さしなさそうなイメージになっちゃうんだけどね～
見た目にだまされちゃいけないってことだ。