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穴る。

正パートナーのお尻に指を突っ込んでおいてなんなんだけど、
自分のお尻は放っておいてほしい。

正パートナーのお尻の穴を舐めると、彼が愛撫する番になった時同じように舐められる。やられてから初めて自分もやるという辺りが彼のダメな点なんだけど、それは置いておく。

とにかく、私は舐められて気持ちいいと思ったことがない。
性感帯が人それぞれであるように、アナルの反応も個人差なのか。
X氏もたまに舐めてくるんだけど、「そんなとこ汚いからやめてー」という拒否感ばかりが先に立って、お尻を引いてしまう。気持ちいいなんて思えない。

用途が違う。
出すところであって入れるところじゃない。
そんなところに何かを入れるなんて一生ない。

と思っていた。
それなのに。

去年の夏、その出口専用の穴に入れちゃったのよー。




ただし、入れたのは男のアレではなく、座薬。
滅多に熱を出さない私が熱を出した。朝起きた時点で充分熱があったのに、いろいろあって出勤したら案の定上がってしまい、早退して寝てもまだ上がり40度に達した。
あまりの高熱のためか、市販の解熱鎮痛剤が効かない。
仕方がないので座薬を入れる決意をした。正パートナーがよく熱を出す人で、処方してもらった残りが冷蔵庫にあったから。

腰が痛いのと、うまく入れる自信がないのとで、
情けない姿をさらすことになるけれど正パートナーにお願いした。
穴に力を入れないように、それだけに精神集中した。

スルンと、あっけなく入ってきた。
体内のどこか遠く、今まで意識したことのない部分にひんやりとした感覚があった。
「ついに入れてしまった」と思った。
「お尻をいじられるってこんな感じなのかな」と思った。
40度あってもそんなことを考える私は、真のエロでしょうか。

2004-09-29(Wed) 11:00| した。(プチエロ)| トラックバック 0| コメント 0

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