友達には言えない

バタバタして休んだ気がしない(_;)
Ｘ氏とのデートなど既に記憶の彼方へ行ってしまった感がある。

頑張ろうと思いながら臨んだデートなのに、またしても集中出来なかった。
気持ち良かったけれど、あまりにも頭が平静過ぎた。
もし私が男でアレがついていたら、絶対ふにゃけてたと思う。
せっかくやるんだから身も心も没頭したいと思うのに出来ない。
なんでだろう？

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袋の彼の存在を知りながらも、Ｘ氏は基本的に何も言わない。
ごく稀に私が話したりする程度。他に話せる人いないんで。

だからいきなり「もう彼氏とは会わないのか？」と聞かれたのには驚いた。

まず考えたことは「彼氏じゃないよ」ってこと。
「彼氏」って言うと、なんつか、メンタル面でも繋がりのある割と強い関係ってイメージがある。
袋の彼に対してそんなふうに感じたこと一度もない。Ｘ氏も同じ。
メールで「好きよ♥」とサービスする気になってるだけＸ氏のが上かも知れないけど。
こんなふうに醒めきってるから行為にも没頭出来ないのかなぁ。

Ｘ氏の問いに私は「わかんない」と答えた。
会う気がしないのは確かだけど、絶対とは言い切れないからそう答えた。
そうしたら、淋しげな顔をしたような気がする。
後で聞いたら、私の口から直に聞いて確認したかったとのこと。要は対抗心。

しかし、挿入中にいきなり他の男のこと聞かれても困るよな。
没頭こそしてないけど、ほとんど脳みそ使ってないんだからさ。
とっさに「わかんない」と答えても仕方あるまい。
もっと普通の状態の時なら、いろいろ説明して納得させてあげられるんだけど。
そういう意味では、Ｘ氏とはもっと会話したいと思う。