友達には言えない

プリッツを美味い好きと思うようになったのは大人になってからだ。
少なくとも高校の頃は自分で買って食べようとは思わなかった。友達が食べているのを見て何か腑に落ちないものを感じていた。
甘いとしょっぱいの同居に馴染めなかったんだろうか。
ポッキー等のチョコつきならよく食べた。チョコそのものとかね。

「プリッツってあんまバリエーションねえなあ」と思ったこともあるけれど、よく考えたら地域限定のプリッツはたくさん作ってるよなぁ。地元でじーっと過ごす人間にはプリッツの戦略はわかりづらいのだな。
期間限定だったか、枝豆プリッツとかエビ塩プリッツとかもあったなぁ。あれらはプレッツェルというよりえびせんだったけど。
やや幅広の洋菓子風もあったっけ。クリームブリュレ風味とかメープルバター風味とか。

とにかく今はプリッツも好きなのだ。
塩味の効いたサラダプリッツもいいけど、洋物系のパリパリした感じも好きだった。
奥歯に詰まる感覚よりバリボリ齧る感覚が好きだった。

そこへついに出たのだ。
しょっぱいと堅いの融合堅焼プリッツ。

先日スーパーへ行ったら並んでた。塩バターと粗挽きペッパーの二種類。
既存の堅揚げポテチも好きなので、堅焼き来いやー！と思って即買い。

たしかに堅い。
歯ごたえがあって美味しい。
久しぶりにビールが飲みたくなったー。
でもしばらくビール買っておらんのだよねー。
あー飲みてーい。