友達には言えない

泡立つ入浴剤を入れたので、泡をなすりつけあって遊んだ。
ですます君が水面下で私の下腹部に手を伸ばしてきたので私も手でいじった。

すると彼は私の手を取って導く。
自分のいじってほしいところへ。
そこをを撫でてあげると途端に声を出す。
声を上げながら立ち上がり、バスタブの縁に腰掛けてより気持ち良くなろうとする。
片手でペニをしごきながら、片手でふぐりーと蟻の門渡りをマッサージ。

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彼はすごく快感に貪欲。「こうしてほしい」と自分の要望を言ってくる。
ある意味助かる。ある意味いいように使われてるとも思う。
まあでも何事も受け取り方だよな。
「指図ばっかすんじゃねえ」と思うより、「これで男のツボを学んでやる！」と思うほうが前向きだ。

と。
「指入れて」
ですます君がおねだりしてきた。

そっちの素質はあると思っていた。
でもそこまでして「気持ち良くしてあげたい！」とは思っていなかった。黙ってても向こうから希望を言ってくるしさ。
第一、排泄器官も平気と思えるほど思い入れのある相手じゃなかった。

しかぁし！
ここで引いちゃ～前立腺探し中の看板が泣くぜぃ。

「入れられたことあるの？」
「うん、二人くらいに。kaokaoさんは？入れたことある？」
「うんまぁ一応」
「じゃあ入れて入れて♪」
「でもこの泡じゃあんまり滑らないよ」
「じゃあボディソープで♪」
ヤル気満々だな～オイ(^_^;)

洗い場にしゃがみこむですます君。
その後ろで同じようにしゃがみこみ、ボディソープを手に取る私。
後ろから手を差し入れ、ぬるんぬるんと手を滑らせる。
狙いが定まったらぷすっと。中指だったかなぁ。

入れたばっかりだし、無理して傷つけるのが怖いので、最初は第一関節までで出し入れ。
なんとなく大丈夫そうな気がしたので第二関節まで。

Ｘ氏に入れた時は、彼が緊張していたせいもあるのか、かなりキツイ感じだった。
ですます君はそんなでもない。慣れてるんじゃ？と思ったのはそのせいでもある。
一瞬指二本と思ったけど、
いや～さすがに最初っからそれはまずいべ～～～
せめて親指にしておこう(爆)
「親指が根元まで入ってるよ～」と報告しながら。

本格的に前立腺を探すべく、ボディソープ追加して中指にスイッチ。

穴周辺をいじるだけで「あぁん」な声を漏らすですます君。
そんな彼なら前立腺が見つかるかも～と思い、指を曲げて中を探る。

でーもさー、
周囲とは違う筋っぽい部分とかあるんだけど、 コリコリしてるとか盛り上がってるところなんてわかんない。
括約筋はハッキリわかったよ。出口寄りの一番締まるところ。

前立腺を探すために指を突っ込みっぱなしにしていたら、
「指抜いてぇ～抜く時が気持ちいいぃ」と訴えられた。
出す時が気持ちいいとはエロの諸先輩方のブログで知っていたけれど、前立腺探しに夢中になって動かすの忘れてた(笑)

「いい？抜くよ～」
「ゆっくり抜いてね・・・あぁぁ」
「今中指が根元まで入ってるよ～」
「あぁ～こんなにしてもらったの初めてぇ～」
指の第一関節が括約筋を押し広げて通るところで一番声が高くなる。
面白いように的確に「あぁ、はぁあ」と声が出る。

もっと言葉責めすればよかったなぁ～。
だってさ、最初しゃがんでたのが四つん這いになって、
体勢替えて仰向けになって喘いでるんだもの。大の男が。
「なさけないわね～」とか「恥ずかしい格好しちゃって」とか(爆)

しばらくやった後、「とりあえずこんなもんでよかんべ」と思いシャワーで石鹸を洗い流し始めた。

が、ですます君の手がまたしても私の手を導く。
今度は何をさせる気なんだ？？？