友達には言えない

正パートナーとはずっと膣外射精でやってきた。
ゴムなんて滅多に使わなかった。
滅多にどころか、ハッキリ言って使ったことないに近い回数。
真面目に付き合っていたから、たとえ妊娠しても堕胎はせず結婚してたと思う。
幸い、望まぬ妊娠をすることはなかったけれど。

本当に大丈夫なんだろうかと心配になったことは当然ある。
途中から少しずつ出てると本に書いてあるんだもの。
たった１匹の精子が卵子にたどり着いただけで受精は成立しちゃうのよ？
その受精卵が子宮内膜にうまいこと着地したら、それでもうオメデタなのよ？

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出来れば毎回ちゃんとゴムをつけて欲しいけど、ゴムがないところでしちゃうことだってある。自分でゴムを買うのは恥ずかしい。けど彼も常備してはくれない。
なければやらなきゃいいんだけど、したいと思ってるのを我慢するのは大変。ヘタすると喧嘩にもなりかねない。
男任せではいかん、流されるのもいかん、自分で出来る避妊法を見つけなければ！と思った。

それで試してみたのがフィルム。オブラートみたいな物。
使い方は、数センチ四方のフィルムを小さく折りたたんで子宮口に押し込む。
しばらくすると、フィルムは溶けてゼリーのようになり子宮口を塞ぐ。
殺精子効果があるので、膣内に放出されてワーイと子宮口目指してやってきた精子どもはそこで昇天するというわけ。

次のデートの時、実際に使ってみた。
けど、子宮口がどこにあるのかわかんなかった(。^。)コケ！
「わかんないよ～」って言ってるうちにフィルムは溶けてどこかへ行ってしまった。
次に彼がやってみた。
やっぱりわからなくて、あちこち探られていたら感じてしまった(笑)
結論。使えねぇ。
フィルムにしろペッサリーにしろ、内性器に詳しくて指の２，３本平気で突っ込める人じゃないと無理だ。

やっぱりねぇ、時期を選ばずやりたくてちゃんと避妊したいんだったら、対象物が出っ張ってる男性が避妊するのが一番お手軽だよ。

男性の快感が薄れるという言い分もわかるけど、自分の快楽を優先して、結果好きな女を傷つけることになってもいいのか？好きな女のためなら多少の我慢・妥協は必要じゃないのか？
自分が気持ち良くなれさえすればいいのなら、黙ってマスかいてろ。
好きな女じゃないから気持ち良さ優先♥という男性でも、妊娠したー！って騒がれたらアウトな人は多数いらっしゃるでしょ。
妊娠しちゃうようなことをやってるという認識を持っていただきたいものだ。

あらやだつい熱くなってしまったわ。
なんかね、運良く失敗せずに来たけれど、それを幸運と思わず「当然ナマ！絶対大丈夫！」と思っていたであろう勘違い野郎（つまり昔の正パートナーだ）に対する怒りが今頃になってフツフツと･････
ナマが当たり前なのはビールだけじゃい。