友達には言えない

上野へ向かう電車内での時間つぶし用に田口ランディ氏の「馬鹿な男ほど愛おしい」を買った。昔の男がどうこうとか個人的な経験・モノの見方考え方が主だったので、特に感慨深くもなく淡々と読んだ。

途中「あ、これｍｓｎジャーナルで読んだ」と思うコラムを発見。「人生二十九歳変動説」。
彼女の経験談から始まり古神道に詳しい人へのインタビューへと続く。２９歳とは天職への道を歩み始めることが出来る転機の年なんだって。
彼女自身パソコン通信を始めたのが２９歳だそうで、その後の成功ぶりは周知のとおり。信憑性が出てくるってもんだ。

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「ｍｓｎジャーナルでこれ読んだのいつだっけー」と思った。
会社で読んでた記憶があるからまだ自宅にＰＣなかったような気がする。ということはまだ２９歳になってない。このコラムを読んできっと「２９歳になったら何かアクションを起こそう」と思ったに違いない。
だってその古神道に詳しい人の言い分では、「２９歳を過ぎるともうダメ。でも来世があるから」ですってよ。今の人生で天職を掴みたかったら２９歳で何かをしなければ！

ああなのに、気がつけばもうこんな年。
貴重なチャンスを逃してしまった。

自分が２９歳前後に何をやったか必死に思い出してみた。２８歳とか３０歳とか、多少前後することはあるらしいのでね。
・会社を辞めても不自然ではない出来事があった。（不祥事ではナイ）
・チャットに手を染めた。
・携帯メールに手を染めた。
ろくなことやってねえ！！（￣□￣；）

会社は辞めるつもりサラサラなかった。それも選択と言える。
チャットは、大げさな言い方をすれば自らの意思で知らない人間とのコミュニケーションに身を投じたということで、冒険したと言える。
それまでに既にウェブサイトを開設してはいたけれど、あれは蜘蛛の巣みたいなもので網張って獲物を待つって感じじゃない？私の趣味に賛同してくれる人が掲示板なりに書き込んでくれてやっとコミュニケーション開始～みたいな。「来てくれてありがとう」なんだよね。
それを今度は自分が誰かの張った網に飛び込むことに。大きな違い。

その結果数人と仲良しになって、オフ会やりーのパーティールーム泊まりーのしたわけさ。
人間関係が悪化したのとｍｓｎチャットの有料化でチャット熱が廃れたから、携帯サイト方面へ移行したわけさ。
んでもって、
一対一の携帯メールでは物足りないこともあり、チャットしてた頃聞いた話やそれによって考えたこと、携帯サイトでアレコレやって思ったことなどをどこかに吐き出そうと思ってブログを始めたわけさ。
ネタがなくなったら辞めるつもりで「せいぜい３ヶ月かな」と思っていたら、Ｘ氏との関係が始まったりなんだりで、もう１年半だよ。

これらのことが人生の転機になったのかなんてわからないけれど、
なんとなーく姿勢が能動的になったかなぁ～と思った。
少なくとも、ブログやってなかったら縛り方教わったりなんてしなかったね(爆)
「ブログのため！」と無理してやったわけじゃないけど「ネタになる！」という意識はありました(*^.^*)

てか、私が三十路なのがバレちゃったじゃないの～(/。＼)イヤン!
皆そこらへんの年代と思っていたでしょうが･･･(-｡-;)

これから２９歳を迎える人は頑張って天職見つけてね～(＾∇＾)
もう少し詳しく知りたかったら本屋さんへＧｏ！