友達には言えない

厳密に言ったらマグロじゃないと思うのよ。
一応、気持ち程度おしるし程度、形式的義務的に、指や口で愛撫を試みるから。
まあ平均よりはマグロ度高いはずだが。

ヘタなのはしようがないよ、ヘタなのは。
しかしなぜヘタクソに甘んじているのか？上手くなりたいと思わないのか？

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フィードバックというものをしない。しないから成長しない。
ていうか、そもそも自分のことヘタクソと思ってなさげ。

ヘタクソはヘタクソなりに努力するとか「ヘタクソで申し訳ありません」な顔してろっつんだよ。
自分がイケればそれでいいと思ってるのがムカつく。
ヘタクソのくせに私の下で目を閉じて「あぁ・・・」とやってるのがムカつく。
ツボを外れた愛撫で帳尻合わせたと思っているのがムカつく。
「俺様の指でチョチョイとやればオッケーさ」とか思っていそうでムカつく！！！

ムカついたので終始無言を貫いた。

指でクリクリズボズボされても、
正常位でグリグリされても、
これならどうだとバックでパコパコされても、
ウンともスンとも言わないでいてやったよ。
「気持ち良くて声出ちゃいそうだけどガ・マ・ン～」みたく見えないように、
目はパッチリ開けていたよ。

我慢する必要はまったくなかった。全然余裕で過ごせた。
無反応なのに焦ることもなく、「どうすればいいの？」と降参することもない。
その様を見ているだけで冷静になれたよ。

「なにその余裕」
彼は何度もそう言った。

私の余裕はあんたの怠慢の結果だよ。
メンタルでもフィジカルでも感じさせることが出来ないのだから、ある意味たいしたもんだ。


私が甘やかしちゃったせいなのかも・・・と思わざるを得ない。
最終的には彼は抜いたわけだし。
「全然感じない」とか言って萎ませたら後が面倒臭いんだもんな～。

逆に、そんな男にやり続けたおかげで、経験値高い人にさえ褒めてもらえる技が習得出来たのかも知れない。
満足度は低くても細々とやり続けたおかげで、潮まで吹いちゃうような成熟度を得られたのかも知れない。
その点についてだけはありがとう。

なんだかもうバカバカしくて、しばらく放置かな～と思っている。
損したような気がする分はＸ氏にでも埋めてもらおうっと。
ですます君という手もあったんだけど、タイミング合わないし、Ｘ氏のが確実。