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4時間目:縄に酔う

SさんとMちゃんの緊縛は、なにやら儀式っぽく始まった。

直立するMちゃんの後ろにSさんが立つ。
Sさんは両手でMちゃんの頭を挟み、彼女の脳天に向かって何か囁いた。
壁面の大きな鏡を通して見つめあってるように思えたけど、
もしかしたらMちゃんは目を閉じて既に世界に入り始めていたのかも知れない。


二人とも会話らしい会話をしない。
途中途中でSさんはMちゃんの耳元で何か囁いてる。一度だけ「大丈夫か?」って聞こえた。
Mちゃんはほとんど無言。
一度だけ何か言ってた。縄がきつかったりしたのだろうか。
瞑想してるようなもんかな~と思いながら見ていた。

完全に吊り上げられる頃になって変化が表れた。
Mちゃんが呻くのだ。「ウ・・・」とか「ん・・・」とか。
最初は縄の締め付けのせいかな~と思ったけど、どうも違うっぽい。ちょっとやらしい感じの呻き声。

縄が口に掛けられた時、髪の毛の間からわずかに顔が見えた。
目を閉じている。
苦痛に耐えている感じはない。自分の置かれた状況を完全に受け入れている。
後で先生に「縄に酔ってましたよね」と言われて、あああれはそういうことだったのかと納得した。

縄を解かれた時、Mちゃんは腰砕けになっていた。
Sさんは片手でMちゃんを抱きながら縄を解いた。
Mちゃんは、やや上気した頬でまだ恍惚の表情。
まるでセックスの後みたい。

何がどうなってそうになるのか謎。
まったくわからない。もしかしたらこうなのかな?ってのもあんまり思いつかない。

そう考えるのは、私が縛られる側に立つことにあまり興味を感じないからでしょうか。
私が先生に縛られて(;゜∀゜)=3ムッハー!!!と思ったのは、
うなじ辺りにチリチリ感じる気配とか、縛る過程で手が下乳に当たった時であり、縛られることとはまったく関係ない普通のことに普通に反応しただけだもん。

それでも。

なんとなくうらやましくなった。
その信頼関係が。
二人で一つの目標に向かう感じが。
相手が自分にすべてを注いでくれる感じが。

い~な~(・q・)
縛られたいとは思わないけど、その繋がりの強さはうらやましい。

私なんてそんな経験ないからね。
どんなにラブラブ~んっぽい言動があっても、
所詮はお互い自分の欲を満たすためだけの化かし合いに過ぎないのだよ。

SMの関係のほうが精神的な繋がりが強いというのはチャット仲間だったS女性に聞いていた。
何年も経ってから、私はそれを自分の目で見たってワケだ。

たしかに、
たとえプレイのみの関係であったとしても、ノーマルのセフレ同士よりSM同士のほうが繋がりは深いと思うよ。
それはプレイパートナーが「SMなんて」という世間一般に対して立ち向かう仲間であることも一因なのかも知れない。

2006-10-15(Sun) 23:37| した。(縄)| トラックバック 0| コメント 0

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